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<title>眠れる羊の野望</title>
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<description>ロハスじゃない半同棲生活</description>
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<title>揚げ物許可制度導入について</title>
<description>揚げ物許可制度の導入については、以前から検討していた事項であった。それがここに来て、一気に導入の運びとなったのには理由がある。私が体調を崩し床に就くようになって以来、夫が様々なモノを差し入れてくれた。私が解熱剤を持ってきて欲しいと最初に頼んだ時は、特に頼んでいなかったのにコンビニで海苔弁のような物を買ってきてくれた。それ以降も、自分がこちらに泊まる時には、夕飯のおかずにとスーパーのお惣菜コーナーで何かしら買ってきてくれる。私が頼んだ、豆腐や豆乳や卵や納豆やらもきちんと買ってく...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-11-14T23:06:39+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
揚げ物許可制度の導入については、<br />以前から検討していた事項であった。<br /><br />それがここに来て、一気に導入の運びとなったのには理由がある。<br /><br /><br />私が体調を崩し床に就くようになって以来、<br />夫が様々なモノを差し入れてくれた。<br /><br />私が解熱剤を持ってきて欲しいと最初に頼んだ時は、<br />特に頼んでいなかったのにコンビニで海苔弁のような物を買ってきてくれた。<br /><br />それ以降も、自分がこちらに泊まる時には、<br />夕飯のおかずにとスーパーのお惣菜コーナーで何かしら買ってきてくれる。<br /><br />私が頼んだ、豆腐や豆乳や卵や納豆やらもきちんと買ってくれるのだが、<br />夫がおかずにと購入するのは、それは必ず揚げ物なのであった。<br /><br /><br />ある時は、チキンカツと串に刺さったから揚げだったし、<br />またある時は、自分一人で食べる積りだったというから揚げのパックだった。<br /><br /><br />私は思い切って意見する事にした。<br /><br /><br />なぜ、毎度毎度揚げ物ばかりを買ってくるのか？<br /><br />私が普段から揚げ物を余り食べないようにしているにも拘らず、<br />この床に伏せっている人間に揚げ物ばかりを買ってくるのはなぜなのか？<br /><br />しかも、私はそう厳しくはしていないが、ダイエット中でもあるのだ。<br /><br />一体どういう了見で揚げ物ばかりを買ってきているのだ？<br /><br /><br />夫の答えは、<br />お惣菜コーナーには、揚げ物しか無い、という事であった。<br /><br />そして、おいら豚カツにしたいのにチキンカツにしているじゃないか、<br />と必死の反論をしてくる。<br /><br /><br />私が、アジの開きでも買ってくれば、焼くだけで食べられるじゃない？<br />と提案したのだが、<br />夫は、アジの開きなんて買ってきたら、焼かなきゃたべられないじゃないか、<br />と反論してきた。<br /><br />夫の理屈では、焼かなきゃ食べられないようなモノを買ってきたら、<br />君が起きてこないとならないから、<br />君が起きてこなくても食べられるモノを買ってきた、という事だった。<br /><br />やれやれ。<br />そういう理屈ですか。<br /><br />夫に、お味噌汁を作って欲しいとお布団の中から頼んでみたら、<br />夫は、雷に打たれたような顔をしていた。<br /><br />夫に、アジの開きを焼いて食べる事は求められないのだと分かった。<br /><br /><br />それにしても、お惣菜コーナーには本当に揚げ物しか無いのだろうか？<br /><br /><br />考えてみたが、夫がお惣菜コーナーと言っているのは、<br />店内の調理室で揚げた物を並べてあるコーナーであって、<br />全てのおかずがそのコーナーに集約されているというワケではなかった。<br /><br />スーパーで出来合いのおかずを買ってくる、と言ったら、<br />餃子とか、豆腐と鳥ひき肉のハンバーグとか、他にもあるではないか。<br /><br />夫は、そうだね、気付かなかった、と言う。<br /><br /><br />そこで私は言ったのだ。<br /><br />これからは、揚げ物は許可制にするからね。<br /><br /><br /><br />以前から肉食に関しては、申告制を導入していた。<br /><br />私の目の届く範囲では、夫が食べた肉を私がカウントし、<br />私が見ていない所で夫が食べた肉については申告する、という事だ。<br /><br />例えば、唐揚げを買ってきた夫に、<br />またお肉でしかも唐揚げ？　<br />あなた、こないだファミレスでステーキ食べてたわよね。<br />と言う風に、きちんとしたデータの下に夫を説得する。<br /><br /><br />夫がうるさがらずにちゃんと私の話を聞くのにはワケがある。<br /><br />結局は、私が夫の健康と、夫が真剣に対策している髪の毛の存続について、<br />有効である方法を提案しているのを理解しているからだ。<br /><br />ただ闇雲に揚げ物を敵視しているワケではないのだ。<br /><br /><br />それに、二度と食べてはいけない、というような極端な話ではないし、<br />一年に一度、お誕生日の時だけよ、と言っているワケでもない。<br /><br />ただ、ナンとなく日常的に買ってきては食べる、という食生活を改めましょう、<br />と言っているだけなのだ。<br /><br /><br /><br />私だって、揚げ物が大好きな子供時代があった。<br /><br />母は、ロースは好まなかったので、<br />いつも脂身の少なく安い一口カツでよく豚カツを作ってくれた。<br /><br />生姜とニンニクと醤油と酒の汁に浸して下味を付けた唐揚げはとても美味しく、<br />私は今でも時々作る唐揚げは、母の唐揚げが原点になっている。<br /><br />コロッケも天ぷらも作るし、以前は春巻きやメンチカツも作った。<br /><br />私にも人並みの揚げ物の歴史があったのだ。<br /><br /><br /><br />だが、時代は変わった。<br /><br />１０年程前に、就いていた整体の先生の勧めで、<br />何年かの間、一切の油と肉から足を洗っていた頃があった。<br /><br />暫くして勝手に油と肉を復活させたけれど、<br />一度体から抜いた油と肉は、以前と同じには私には馴染まなくなっていた。<br /><br />それ以来、私はタマの楽しみ、という範囲を超えては肉を食さない。<br /><br />動物性の脂肪をそれと認識しながら食すのは、<br />普段は牛乳と、少々頂くジャージーヨーグルトだけだ。<br /><br />牛乳とヨーグルトは、無脂肪の物だと味気無く、<br />食べる楽しみに欠けるからだ。<br /><br /><br />だが、夫は違う。<br /><br />一人でリフォームにどこかのアパートに出掛けると、<br />お昼に唐揚げ定食だとかを食べているのは分かっている。<br /><br />そして、本宅での食事についても、何かしらおかずを購入している筈だ。<br /><br />それは、決してお魚のおかずではない。<br /><br />だが、夫が真剣に対策している髪の毛の存続に有効なのは蛋白質ではあっても、<br />排除しなければならないのは脂であるのだ。<br /><br />更に、重要な問題は、夫の成長し続けているお腹だ。<br /><br /><br />私なりの知識でしかないのだが、<br />きちんと説明をすると夫は素直に話を聞いている。<br /><br />揚げ物許可制度の導入については、<br />驚いた夫は泣きべそ顔になっていた。<br /><br />だが、買ってきた唐揚げの脂っぽいもったりした衣よりも、<br />私の作る片栗粉のさくっとした衣の方が好きでしょう？という説得に、<br /><br />うん、ひつじちゃんの唐揚げ最高、と納得してくれた。<br /><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>ちょっと遠い世界、そして更に未踏の世界からの帰還</title>
<description>ちょっと遠い世界へ行ってきた。まだ少し微熱があったが、以前から楽しみにしていた物件見学があったので、茅野まで出掛けてきた。初めてお目にかかる方もいらっしゃったし、思ったよりも遅くまで話が弾んだ。遠方よりえのっちさんがみえただけでなく、今回は大シマさんという思いがけないゲストまでいらっしゃったのだ。やはりちょっと無理をして伺って良かった、と思った。２０時を過ぎて解散し、帰路についた。152号大門街道だ。前に、木曽に行く時に茅野周りで行った時にここを通った。茅野に入り、諏訪大社の...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-11-11T16:38:34+09:00</dc:date>
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ちょっと遠い世界へ行ってきた。<br /><br /><br />まだ少し微熱があったが、以前から楽しみにしていた物件見学があったので、<br />茅野まで出掛けてきた。<br /><br />初めてお目にかかる方もいらっしゃったし、<br />思ったよりも遅くまで話が弾んだ。<br /><br />遠方よりえのっちさんがみえただけでなく、<br />今回は大シマさんという思いがけないゲストまでいらっしゃったのだ。<br /><br />やはりちょっと無理をして伺って良かった、と思った。<br /><br /><br />２０時を過ぎて解散し、帰路についた。<br /><br />152号大門街道だ。<br /><br /><br />前に、木曽に行く時に茅野周りで行った時にここを通った。<br /><br />茅野に入り、諏訪大社の前宮にお参りして、近くでランチをしてから木曽に向かった。<br /><br />あの時は平日で交通量も多かったので、<br />私は後ろに沢山の車をつっかえさせてしまう事になってしまった。<br /><br /><br />ごく最近になって、夫からカーブにおけるハンドルの切り始めについて<br />レクチャーを受けた。<br /><br />スキーで曲がる時も同じなんだよ、と言われた。<br /><br />少々ではあるけれど、運転技術が向上したので、<br />隣に乗っている夫は乗り心地が良くなったようだ。<br /><br /><br />だが、今回は私が体調も万全ではないという理由で夫に運転してもらった。<br /><br />おかげで私は夜なりに辺りを見回す余裕があった。<br /><br /><br />最初に目に飛び込んできたのは、カモシカだった。<br /><br />カモシカが二頭、反対車線の路肩の向こうに居るのが見えた。<br /><br />路肩でヒッチハイクでもしているような位置で、<br />何かを食べているように見えた。<br /><br /><br />カモシカ！　カモシカだよ！<br /><br />え～そう？　と夫は車を停める事無く走り過ぎた。<br /><br />長野にはスキーをしに数え切れないくらい来ているが、<br />カモシカを見た事があるのはたった一度きりだった。<br /><br />車に驚いたカモシカが木立の中に入っていく後姿の<br />巨大なお尻をよく憶えている。<br /><br />あれは本当の真夜中であった。<br /><br />だが、こんな時間でまだ少しは交通量もあるのに出没するのだ。<br /><br />擦れ違った対向車に、この先にカモシカが居ますよ、と教えてあげたかった。<br /><br /><br />次に遭遇したのは、鹿だった。<br /><br />今度は左手に赤い目が見えた。<br />そして、すぅっとした首と両側に広がる耳が見えた。　鹿だ。<br /><br /><br />ねぇ、鹿だよ！　鹿！<br /><br />私はすっかり興奮してしまったが、夫は車を停めずに走り過ぎた。<br /><br /><br />次はキツネで、その次はまた鹿だった。<br /><br /><br />この際だから、猪や熊、まで行って欲しかったが、<br />最後のシメは、タヌキであった。<br /><br />ちょっと出掛けてきただけなのに、<br />そこは野生の王国だったのだ。<br /><br />興奮している私に、夫は、自分もこんなにいっぺんに見る事は無いよ、<br />鹿が増えすぎている、という事なんだなぁと言っていた。<br /><br />程なく帰宅し、夫は本宅へ帰って行った。<br /><br /><br /><br />翌日から、また私は具合が悪くなった。<br /><br />ファミレスで皆さんとお話をしている間に、<br />空調の風が顔に当たっていた所為だろうと分かっていた。<br /><br />アレで治りかけていた喉が完全にヤラレた。<br /><br />本気で龍角散を頼りにしなければならない事態になってしまった。<br /><br /><br />そして、私は、とうとう未踏の世界まで体験した。<br /><br />３８度７分の世界だ。<br /><br />余りの高熱に驚いて、夫に電話を掛けた。<br /><br />夫は心配してくれたが、喉の炎症は龍角散のおかげで峠を越えていて、<br />げほげほ言う咳はかなり無くなっていた。<br /><br />汗も随分出てきているので、悪い方向ではなかった。<br /><br />これからそちらに行った方がいいのではないかと言ってくれる夫に、<br />辛い程でも無いから大丈夫だと答えた。<br /><br />食事の支度をする力は無かったけれど、<br />少しマシな時に蒸かしておいたサツマイモがあったのでそれを食べた。<br /><br />イヤ、正確には、お昼もそのサツマイモだった。<br /><br />３８度を越えても、何か食べられる自分は、スゴい、と感じた。<br /><br /><br /><br />そして、私は、帰還した。<br /><br />微熱でもなければ、獣も居ない、いつもの世界に帰還したのだ。<br /><br /><br />一晩中大変な量の汗をかいた。<br /><br />恐らく２時間置き位に、二枚重ねのTシャツを替えた。<br /><br />起きる度に、ポットに入れてある少し塩を入れたお湯を飲んだ。<br /><br /><br />残念ながら洗濯をしようと思えない雨降りのお天気だ。<br /><br />でも、久しぶりにいつもの世界に帰還し、いつもの朝ご飯にする事ができた。<br /><br />お豆腐とワカメのお味噌汁に玄米ご飯と、納豆と卵だ。<br /><br />いつものように、お味噌汁にはおろし生姜と玉葱の皮の粉末とすりゴマを入れた。<br /><br /><br />いつもの朝ご飯が、体の隅々までぽかぽかと行き渡るのを感じた。<br /><br /><br />いつもの世界は、何て幸せなんだろうと思った。<br /><br /><br /><br />野生の王国は、それは素晴らしいけれど、<br />それは、向こう側、であって、<br />お互いの共存ラインを意識しながら共栄していくべきなのではないかと感じる。<br /><br />そして、高熱の世界は、できたら縁遠くいたい世界だ。<br /><br />夫が二回位「お医者に行くっていうもんじゃないか」と言ったけれど、<br />私は病院に行く事は全く考えなかった。<br /><br />１０年にいっぺん位、高熱の世界に行く、というのは、<br />それはそれで人並みなのかもしれない、と感じた。<br /><br /><br /><br />午後から夫がやってきて、お昼にウドンを食べたい、と言った。<br /><br />ウドンを作って、食後にコーヒーを淹れてあげた。<br /><br />そして夫は「おいら、ちょっとダルい」と言って寝ている。<br /><br /><br />遠い世界から帰還したら、早速いつもの世界だ。<br /><br /><a name="more"></a>

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<title>遠い世界からの帰還</title>
<description>今頃夫は、きっとピンクがかった肌を撫でて戯れている頃だと分かっていた。悔しかった。しかし、仕方なかった。私は遠い世界へ来ていた。当初の予定は、夫は午前中早い時間から催し物のお手伝いに出掛けて行き、そこへ適度な頃合に私が電車に乗って訪ねる、というものだった。そして、ランチは私の好きなイタリアンのSINで、久しぶりに鹿肉のラグーソースの手打ちパスタにしたいなぁと勝手に決めていた。そして更に午後からは別の催し物会場に移動する積りであった。だが、その朝、目覚めてすぐに、計画の中止を認...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-11-06T21:33:58+09:00</dc:date>
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今頃夫は、<br />きっとピンクがかった肌を撫でて戯れている頃だと分かっていた。<br /><br />悔しかった。<br /><br />しかし、仕方なかった。<br /><br />私は遠い世界へ来ていた。<br /><br /><br /><br />当初の予定は、夫は午前中早い時間から催し物のお手伝いに出掛けて行き、<br />そこへ適度な頃合に私が電車に乗って訪ねる、というものだった。<br /><br />そして、ランチは私の好きなイタリアンのSINで、<br />久しぶりに鹿肉のラグーソースの手打ちパスタにしたいなぁと<br />勝手に決めていた。<br /><br />そして更に午後からは別の催し物会場に移動する積りであった。<br /><br /><br />だが、その朝、目覚めてすぐに、<br />計画の中止を認めないワケにはいかなかった。<br /><br />私は既に遠い世界へと来ていた。<br /><br /><br /><br />遠い世界。<br /><br />それは、発熱、という世界だ。<br /><br />私は滅多に発熱しないのに、<br />どうしてこのような特別な計画のある日に限って発熱するのだろうか。<br /><br /><br /><br />これほどくっきりと発熱したのは１０年程前以来だった。<br /><br />金沢に旅行に行こうとしていて、西荻で早朝に食事を済ませて出発した。<br /><br />風邪気味だった私は、食事の後で風邪薬を飲んで出掛けたのだが、<br />金沢に到着して少し遅いお昼ご飯を食べた頃には、<br />朝飲んだ薬が切れてきていたらしく風邪がぶり返してきたのだ。<br /><br /><br />あの時は、今回よりも更に遠い世界まで行った。<br /><br />３８度５分の世界まで行ったのだ。<br /><br />私の人生で最高峰の世界だった。<br /><br />重力だって変わった。<br /><br />横たわった私は、非情な重力によって指一本すら動かせなかった。<br /><br />３８度５分の世界は果てしなく遠い遠い世界だった。<br /><br />二度と行きたくない。<br /><br /><br /><br />今回は、３８度１分の世界まで行ってきた。<br /><br />余りに久しぶりの遠い世界に、<br />私はこのまま未踏の世界まで行く事があったりしたら、と不安になった。<br /><br />夫は、私がそんな遠い世界に行っている事も知らずに、<br />ピンクの肌と戯れているのだ。<br /><br /><br />もし、このまま未踏の世界まで行く事があったりしたら、どうなるのだろうか？<br /><br />３８度５分であの重力の世界になるのだ。<br /><br />３９度を越えたりしたら、私は意識が混濁してくるかもしれない。<br /><br /><br />夫の携帯に電話したが出なかった。<br /><br />夫は、ピンクの肌に夢中なのかもしれない。<br /><br />きゃははは～うふふ～。<br />抱っこしたりして戯れているに違いない。<br /><br /><br />姉の携帯に電話した。<br /><br />姉は薬剤師なので、発熱のパターンで季節性か新型か分かるかもしれないし、<br />これからどう対処すればいいのか教えてもらおうと思ったのだ。<br /><br />それほど私は発熱しないのだ。<br /><br />大体、風邪で病院に行った事が無いのだ。<br /><br />姉が言うには、発熱には個人差があるので、分からない、という事だった。<br /><br />だが、夫から本宅のお方様に私の風邪がうつるのを心配して、<br />私は夫にこちらに来ないように言ってあったのだが、<br />もしも、私の発熱が未踏の領域まで行く事を懸念しているなら、<br />解熱剤を買って持ってきてもらっておいた方が懸命だろうと言われた。<br /><br /><br />もう一度、夫に電話した。<br /><br />今度はすぐに電話に出た。<br /><br />もう帰宅している、と言う。　<br />さっきはバイクで移動中で聞こえなかったようだ。<br /><br />私は、３８度１分の世界まで行っている事を話した。<br /><br />３８度１分の世界では、重力は通常よりも軽く感じる程であるが、<br />３８度５分の世界まで行くと、それは反転し、何倍もになるのだ。<br /><br />朝電話で一度は風邪がうつるといけないから来ないでくれと言ったが、<br />事態は変わり、このまま未踏の世界まで行く可能性も出てきたと話した。<br /><br />姉に言われたまま、夫に薬を買ってきてもらえないかと頼んだら、<br />既に解熱剤を購入してあると夫は言う。<br /><br />ピンクの肌におぼれないで、<br />私が風邪で伏せっている事を気にかけていてくれたのだ。<br /><br />嬉しかった。<br /><br /><br />暫く後で夫がやってきた。<br /><br />これが今夜食べるお弁当で、こっちは明日用のパンで、<br />これは今日のお土産で、こっちはおやつのバウムクーヘンだよ。<br /><br />葛根湯と龍角散とうがい薬を買ってきてくれた。<br /><br /><br />ねぇ、ピンク色だったんでしょ？<br />抱っこしなかったの？<br /><br />抱っこできなかった。イヤがるんだよ。<br />でも、おいらの手を舐めたよ。<br /><br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/03-11-09IMGP3803-s.jpg" width="400" height="265" border="0" align="" alt="03-11-09IMGP3803-s.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/03-11-09IMGP3803-s.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />あぁあ、一年に一度の催し物なのに、<br />今年も行く事ができなかった。<br /><br />ピンクのあったかくってドキドキしている小さな体を、<br />来年こそは抱っこしに行きたい。<br /><br /><br />結果的には、３８度１分が計測においては最高峰であった。<br /><br />結局、苦しいほどの未踏の世界までは達しなかったので、<br />薬は一切飲まなかった。<br /><br /><br />私は、３８度の遠い世界から帰還した。<br /><br /><br />だが、まだ夕方になると３７度を越える。<br /><br />今暫くの養生が必要なようだ。<a name="more"></a>

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<dc:date>2009-11-06T21:33:58+09:00</dc:date>
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<title>私を考えさせてくれる出会い その②</title>
<description>見知らぬ男性が声をかけてきた。いや、正確には、何度か見かけていたのかもしれない。だが、顔が分かる程の距離ではなかったし、言葉も交わしていないので、見かけた本人かどうかは分からない。その方は、少し離れた所の畑を使っている方だった。いつも二人かそれ以上の人数で来ていて、一人で来ているのは見ていなかったような気がしていた。珍しくお一人でみえていた。畑で一体ナンと言って声をかけてくるのだと夫が不思議そうにしている。夫は、本宅近くの畑で何か頼まれた用をする事はあっても、見知らぬ人から声...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-27T22:41:26+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
見知らぬ男性が声をかけてきた。<br /><br /><br />いや、正確には、何度か見かけていたのかもしれない。<br /><br />だが、顔が分かる程の距離ではなかったし、言葉も交わしていないので、<br />見かけた本人かどうかは分からない。<br /><br />その方は、少し離れた所の畑を使っている方だった。<br /><br />いつも二人かそれ以上の人数で来ていて、<br />一人で来ているのは見ていなかったような気がしていた。<br /><br />珍しくお一人でみえていた。<br /><br /><br />畑で一体ナンと言って声をかけてくるのだと夫が不思議そうにしている。<br /><br />夫は、本宅近くの畑で何か頼まれた用をする事はあっても、<br />見知らぬ人から声をかけられるという事はまず無いのだろう。<br /><br /><br />畑で声をかけてくる、と言ったら、<br />「何を作っているんですか？」　これに尽きる。<br /><br />いつもスーパーで見かけています、というのはあり得ないのだ。<br /><br /><br />男性は、いつもよりも近い所に居たので、<br />私からおはようございますと挨拶を申し上げたら近付いてきた。<br /><br />そして、「何を作っているのか」というような事を言いながら<br />どんどん私の畑に入ってきたのだ。<br /><br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/27-10-09image.jpg" width="427" height="240" border="0" align="" alt="27-10-09image.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/27-10-09image.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />その辺りの畑を作っているのは、群馬から来ている人なのだと<br />私が畑をお借りしているご主人から聞いて知っていた。<br /><br />その男性は、山の向こうでキャベツを作っているのだ、と<br />自己紹介をなさった。<br /><br /><br />何を作っているのか、と仰った言葉が、<br />この辺りの言葉とは少し違った。<br /><br />この辺りの方だったら「何作ってるダ」という言い方になる。<br /><br />私は丁度ニンジンの畝の前に居て、<br />その方は「あぁ、ニンジンか」と合点が行ったようだった。<br /><br /><br />私が家に何匹も居るキアゲハの幼虫に食べさせる為のニンジンの葉を<br />どの辺りから採取しようと思案していた、とは想像できないだろう。<br /><br /><br />コレは、もっと肥料をやらないとダメだよ、とのっけから言われた。<br /><br />鶏糞なら安いから鶏糞をやるとイイのだと仰る。<br /><br />私は曖昧に笑いながら、自分は肥料はやらないのだ、と答えた。<br /><br /><br />これが相手が畑をお借りしているご主人だったらこんな風には答えない。<br /><br />ご主人は慣行農業を推奨していらっしゃるので、<br />私にも窒素燐酸カリの化学肥料をいつも薦めてくるのだ。<br /><br />窒素燐酸カリの割合がこういうのがどこそこで売っているから、と<br />丁寧に教えて頂いた事があった。<br /><br />そうですか、なるほど、というように相槌を打つだけで、<br />私はそういったお話には自分の意見を返さないようにしている。<br /><br /><br />だが、この男性相手に、自分の意見を返してみようと思った。<br /><br /><br />少しやり取りすると、この男性は何か気付いたようだった。<br /><br />農薬も使わないけれど肥料もやらない、という私の畑は、<br />そういえば結構雑草も生えているし、<br />このヒトは変わっているのだと理解したようだった。<br /><br />かなり長い事話し込んで、最後はプチヴェールのアブラムシまで見に行った。<br /><br />よっぽど何かしようと思ったのだが、<br />やっと思いとどまっていたプチヴェールのアブラムシだった。<br /><br />木酢液を薄めてかけてしまおうかとちょっと思ったのだ。<br /><br />４つ植えたプチヴェールのウチの１つがものすごく集られていた。<br /><br /><br />男性は、一応「よく効いて安全性もかなり高い消毒液もあるよ」と言っていた。<br /><br />だが、私は腹を括って天道虫にお願いする事に決めたのだ。<br /><br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/image27-10-09.jpg" width="427" height="240" border="0" align="" alt="image27-10-09.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/image27-10-09.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />男性は消毒消毒言わなかった。<br /><br />消毒は効くけれど、益虫もやっつけちゃうからね、とだけ言った。<br /><br />私がマゴマゴしないで自分のやり方を通しているのが分かったようだ。<br /><br /><br />その男性は最後に「もうすぐ寒くなって虫はみんな死ぬから」と言って<br />いた。<br /><br />その通りで、あれから何日か経つが既に青虫の数が激減している。<br /><br />もうすぐ青虫が凍り付いてヘンな色になって死ぬ季節になるのだ。<br /><br /><br />立場という枠の縛りが無い方を相手にして、<br />自分の意見をはっきりと返す事ができた。<br /><br /><br />あれから畑のあちこちで七星の天道虫を見つけると、<br />そうっと掬い取って一番やられているプチヴェールまで運んで行く。<br /><br />天道虫はゴム手袋に掬い上げられて戸惑うのだが、<br />ぽとんと落とされたプチヴェールの頂で自分がご飯の真っ只中に居る事に気付く。<br /><br />本当にすぐにアブラムシを食べ始めるのだ。<br /><br /><br />少し迷っていた自分であったけれど、<br />今回の事でまた一つ強い自分になれたと感じた。<br /><br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/image.jpg" width="427" height="240" border="0" align="" alt="image.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/image.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><a name="more"></a>

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<title>私を考えさせてくれる出会い</title>
<description>段々と寒くなってきている。そして、冬が近付いている証拠に、毎日それはよく眠っていて、すっきりと目覚める時刻が遅くなってきている。もうすぐ冬眠の季節なのだ、と分かる。最近二つのイベントに行ってきた。一つはこの近くの広場でのイベントで、もう一つは、栃木県の茂木ツインリンクでのバイクレース観戦だ。イベントで、私を考えさせてくれる出会いがあった。広場のイベントでは、日本蜜蜂を飼っている方とお話をする事ができた。最近、普通に流通している蜂蜜は加熱殺菌してあって、せっかくの酵母が死んでし...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-19T21:56:43+09:00</dc:date>
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段々と寒くなってきている。<br /><br />そして、冬が近付いている証拠に、<br />毎日それはよく眠っていて、すっきりと目覚める時刻が遅くなってきている。<br /><br />もうすぐ冬眠の季節なのだ、と分かる。<br /><br /><br />最近二つのイベントに行ってきた。<br /><br />一つはこの近くの広場でのイベントで、<br />もう一つは、栃木県の茂木ツインリンクでのバイクレース観戦だ。<br /><br /><br />イベントで、私を考えさせてくれる出会いがあった。<br /><br />広場のイベントでは、日本蜜蜂を飼っている方とお話をする事ができた。<br /><br />最近、普通に流通している蜂蜜は加熱殺菌してあって、<br />せっかくの酵母が死んでしまっている、というような事を読んでいたので、<br />そういった事も聞いてみる事ができた。<br /><br />そして、毎年蜂がせっかく越冬する為に蓄えた蜜を<br />根こそぎ取り上げていないかも聞いてみた。<br /><br /><br />そして、蜂が二年蓄えた蜜を自然に滴り落ちる分だけ<br />瓶詰めした蜂蜜を譲って頂けた。<br /><br />勿論対価はお支払いしたけれど、<br />それは、お金に換算できないモノなのではないかと思うのだ。<br /><br />味見させて頂いた蜂蜜は、すっきりとした甘さで、口どけの良いものだった。<br /><br /><br />昨日は、夫と夫の友人と三人でサーキットに行ってきた。<br /><br />夫のスキーの知り合いが出場していて、<br />少しだけ出資している夫に割安チケットを案内してくれたのだ。<br /><br />私も結構好きな方だ。<br /><br />サーキットは２０年位前の鈴鹿８耐以来だった。<br /><br />カストロールの香りと、バックファイアの刺激的な爆音。<br /><br />堪らない刺激に魅せられる事になった。<br /><br /><br />あの若者は、ピットでにこやかに談笑していた直後に、<br />あの過剰な世界へと身を投じて行った。<br /><br />ああいう生き方もあるのだ。<br /><br /><br />どちらも、自分がこれだと思う世界から目を逸らさない生き方だ。<br /><br /><br />自分が、これだと思う世界。<br /><br />私には私の世界がある。<br /><br />その事に気付けた事が、私の第一の幸運であったと感謝している。<br /><br /><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>[PR]注目のキーワード「英会話トレーニング」</title>
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<dc:date>2009-10-19T21:56:43+09:00</dc:date>
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<title>個の力とその限界 その②</title>
<description>個の力とその限界について思った。力、とは、能力と言えるかもしれない。色々な力、色々な能力について考えさせられた。週末は、夫の本宅近くに出掛けてきた。夫の友人であるスナイパー、ではなくハンターのデュークのお宅で飲み会があった。デュークは、狩人なのだ。飲み会は、猪やら熊やらの頭部の剥製の下で行われ、焼肉のメインは、熊の心臓と鹿の舌と横隔膜と買ってきたマトンだった。買ってきたのはマトンだけだ。熊と鹿はデュークの獲物だ。熊の心臓。珍しいモノなので、せっかくだから私も食べてみた。ひつじ...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-12T22:33:54+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
個の力とその限界について思った。<br /><br />力、とは、能力と言えるかもしれない。<br /><br />色々な力、色々な能力について考えさせられた。<br /><br /><br /><br />週末は、夫の本宅近くに出掛けてきた。<br /><br />夫の友人であるスナイパー、ではなくハンターのデュークのお宅で飲み会があった。<br /><br />デュークは、狩人なのだ。<br /><br />飲み会は、猪やら熊やらの頭部の剥製の下で行われ、<br />焼肉のメインは、熊の心臓と鹿の舌と横隔膜と買ってきたマトンだった。<br /><br />買ってきたのはマトンだけだ。<br /><br />熊と鹿はデュークの獲物だ。<br /><br />熊の心臓。<br /><br />珍しいモノなので、せっかくだから私も食べてみた。<br /><br />ひつじではなくて、熊になったかもしれない気がした。<br /><br /><br />夫はその晩は泊まれないと言っていたので、<br />飲み会終了後に私は一人で東御のウチまで運転して帰らなければならなかった。<br />お酒は飲む気が無いのでどうと言う事は無い。<br /><br /><br />ねぇねぇ、<br />帰り道の途中のナンとか観音とか言う辺りで熊が出た事あったよねぇ？<br /><br />皆さんが口々に、アレはカモシカだったのだ、と言う。<br /><br />カモシカってずんぐりしているから、<br />斜面に前足を掛けながら後ろを振り返るとよく熊に見間違われるんだよ。<br /><br />そうか、カモシカだったのか。<br /><br />でもさぁ、カモシカだって、もし車に向かってきたりぶつかったりしたら、<br />車も相当のダメージ受けるよね？<br /><br />だが、それ程遅い時間にならなければ遭遇する事も無いだろうと言う。<br /><br /><br />デュークのお宅での飲み会は、２２時頃にはお開きとなった。<br /><br />そこから東御のウチまでは２０分程かかる。<br /><br />２２時、東京なら、まだもう一軒行こうかな、という時間だ。<br /><br />しかし、長野は一段と寒くなる季節だ。<br /><br />東京に行って帰ってきた所為で、二段位一気に寒くなった気がする。<br /><br />本宅の前で、夫におやすみなさいを言って、<br />東御に向かって一人の夜のドライブを始めた。<br /><br /><br />東御のウチの辺りに比べれば、アップダウンは少ししか無いけれど、<br />現れては消えていく集落の間には、かなりなS字コーナーが続く。<br /><br />私は慎重に運転した。<br /><br />車は殆ど通らなかった。<br /><br />だが、カモシカはともかく、<br />もしかしてタヌキが飛び出してきて事故を起こす事だって有りうるのだ。<br /><br />ヘンな所でコースアウトしたら、目も当てられない事になりそうだ。<br /><br />そして、もしも、携帯が繋がらなかったりしたら、<br />一本道の前か後ろか、どちらが集落に近いか、私には分からないのだ。<br /><br /><br />私が用心深くなるのは、<br />車屋さんで仕事をしていた時に、一人っきりで困った経験があるからだろう。<br /><br />まだ大丈夫だから運転するように言われて、<br />その車がガス欠ですぅっと止まった事があった。<br /><br />山手通りの真ん中の車線で、冷却水漏れの所為でエンコして、<br />急病に間違われて救急車が来た事もあった。<br /><br />一人っきりでも対処できたのは、<br />バッテリーの弱かったオペルが雨の日に出先でエンジンがかからなくなって、<br />用心に積んでいたブースターバッグを恐る恐る繋いでみて何とかなった時だけだ。<br /><br />赤と黒を繋いでいたら、どうなったのだろう？<br /><br /><br />ガス欠の時は、たまたま車屋さんの近くの顔見知りのスタンドのお兄さんに、<br />かなり無理にお願いして助けてもらえた。<br /><br />エンコの時は、事情が分かった救急隊員の方々が、<br />本来はしないのですが事故防止の為に、と路肩に車を押してくれた。<br /><br />私一人で判断して対処できるような事は、全く微々たる事だけで、<br />困った事になった時は、既に私の能力を超えた事になっているのだ。<br /><br /><br /><br /><br />先週、東京から帰ってくる時に、私は、かなり怖い目にあった。<br /><br />いつも高速バスに乗る東京の途中のバス停で、<br />雨宿りをしながら一人でバスを待っていた。<br /><br />バスは定刻よりも遅れていた。<br /><br />私はバスが遠くに見えてこないか、歩道に立ってバスが来る方を見ていた。<br /><br /><br />歩道の向こうから中年と思しき女性が歩いてきた。<br /><br />時間と場所が違ったら、「ご機嫌な酔っ払い」に見えるような感じに、<br />手を「指揮棒を振るように」るんるんと振りながら歩いていた。<br /><br />歩道は車が通れる位の幅があり、<br />たまたま他に一人も人も自転車も通っていない瞬間だった。<br /><br /><br />その女性は、私がバスを見ている方向から来たので、<br />勿論視界に入っていた。<br /><br />けれど、歩道は広く、私は歩道の幅のかなり建物寄りに立っていた。<br /><br />そして、言うまでも無く、<br />私はバスが見えてくるであろう彼方に視点を合わせていた。<br /><br /><br />「ぅぎゃおおっ！！」<br /><br /><br />擦れ違い様にその女性が私の顔３０センチ以内に噛み付くように叫んだ。<br /><br />恐怖に固まった私は、敵意に満ちた女性の視線を至近距離に感じた。<br /><br />全くふざけてはいなかった。<br /><br />その目は真剣だった。<br /><br /><br />私は、全く無防備にただ固まっていただけだった。<br /><br />荷物を取り落とす事も無かったが、防御の構えもできなかった。<br /><br /><br />女性は敵意に満ちた視線と野犬のような表情のまま、<br />まだ何かを言いながら、次第に離れて行ったけれど、<br />３０メートル程先で立ち止まり、何か叫びながら私の方を見ていた。<br /><br /><br />どうして、こんな時にバスは来ないのだろう？<br /><br />私はバスが来る方と、逆側にいる女性を変わりばんこに見ながら恐怖の時を過ごした。<br /><br /><br />直にまた歩行者が通るようになったけれど、<br />女性はかなり長い事、そこから私を見ていた。<br /><br /><br />バスがやっと来た。<br /><br />乗り込んだ高速バスがその女性が立っている所を通り過ぎても、<br />暫く胸が不安な動悸でざわついていた。<br /><br />夫は、私が何かで遅れて、バスに乗り遅れたのではないかと心配していた。<br /><br />だが、もし、女性が私を突き飛ばしていたりしたら、<br />どうなっていたか、それは、分からないのだ。<br /><br />引ったくりの時も同じだったが、<br />もしかして、ぶすっとやられていたかもしれないのだ。<br /><br />人生は、どこでいつ何があるか、分からないのだと思った。<br /><br /><br />空手のお稽古に行っていた時に、<br />一度だけ護身術のような事を教えてもらったことがあった。<br /><br />だが、あれは、痴漢撃退法のようなモノだ。<br /><br />今回のようなケースには該当しないし、<br />第一、私は全く固まってしまって防御の構えもできなかった。<br /><br /><br /><br /><br />一人の夜のドライブは、カモシカにもタヌキにも遭遇する事無く、<br />無事に東御のウチに到着する事ができた。<br /><br />だが、危険は、どこに潜んでいるのかは分からないのだ。<br /><br />常に運転は慎重にしようと思うし、<br />次回バスを待つ時は、誰が噛み付いてきても防御できるように<br />気を張らねばと思っている。<a name="more"></a>

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<title>個の力とその限界 その①</title>
<description>個の力とその限界について思った。力、とは、能力と言えるかもしれない。色々な力、色々な能力について考えさせられた。４、５日東京に行っていた。以前から調子の悪かった携帯電話を、良い機会だから機種変更しようと思っていた。機種変更しようと思っていたから、というワケでもないのだが、出掛けてきて気付いたら、充電器を持ち忘れていた。今回の東京は、誰とも会う約束をしていなかったので、携帯が使用不可能になると致命的、という事は無い、筈であった。しかし、充電器を忘れてきた事は、想像以上に不安な気...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-09T23:01:59+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
個の力とその限界について思った。<br /><br />力、とは、能力と言えるかもしれない。<br /><br />色々な力、色々な能力について考えさせられた。<br /><br /><br />４、５日東京に行っていた。<br /><br />以前から調子の悪かった携帯電話を、良い機会だから機種変更しようと思っていた。<br /><br />機種変更しようと思っていたから、というワケでもないのだが、<br />出掛けてきて気付いたら、充電器を持ち忘れていた。<br /><br />今回の東京は、誰とも会う約束をしていなかったので、<br />携帯が使用不可能になると致命的、という事は無い、筈であった。<br /><br />しかし、充電器を忘れてきた事は、想像以上に不安な気持ちになるものだった。<br /><br />大体、私は夫の携帯番号を覚えていないのだ。<br /><br />勿論、非常時の主要な連絡先として、常に持ち歩いているリストに書いてある。<br /><br />しかし、７年程前に引ったくりにあった時のように、<br />全ての持ち物を失ったとしたら、その時に頼りになるのは自分の記憶力だけなのだ。<br /><br /><br /><br />引ったくりにあったのは、夜の１１時半過ぎだった。<br /><br />自宅から２分の所で引ったくりにあい現場検証をしていた私は、<br />警察の方に電話をお借りして自宅隣の父に電話をかけた。<br /><br />こんな時間まで出歩いているからだ、家族の迷惑も考えろ、がちゃん。<br /><br />出かかっていた涙も引っ込んだ。<br /><br />誰も頼りにはできないのだ、と分かった。<br /><br />警察署で調書を取っている間に、盗られた荷物の中の銀行のカードが気になった。<br /><br />友人の電話番号を記憶していた。<br /><br />恐らく１２時半近かったと思うが、友人は電話に出てくれて、<br />カードを止める為の番号を調べてくれた。<br /><br /><br />結局、何日か後に、免許証と財布のお札１万円ちょっとと<br />祖母の形見の腕時計とクロスのボールペンと眼鏡が抜き取られた状態で、<br />携帯電話も通帳も保険証も家の鍵もそのままそっくり出てきた。<br /><br /><br />盗られた晩は、電話をして頼んでいたので父が私の家の鍵を開けておいてくれた。<br /><br />そうでなかったら、私は家にも入れなかったのだ。<br /><br />海外旅行をしている時の、パスポートの重要さは頭では理解している積りだ。<br /><br />だが、自宅至近であっという何秒かの間に引ったくりにあった事でさえ、<br />個としての危機があり、その能力が試される事になるのだと悟った。<br /><br /><br /><br />記憶力、という能力においての、顕著な衰えを認めない訳にはいかない。<br /><br />メモってはいけない暗証番号はある方法で記憶しているが、<br />それ以外は全ての事をリストやメモにして持ち歩いている。<br /><br />長野の自分の家の電話番号と郵便番号と住所のメモすら持ち歩いている。<br /><br />出先でちょっと何かを宅配便で送ろうという時に困らないようにだ。<br /><br /><br />昔に覚えた事は忘れずにいるのに、<br />最近新しい事を覚えようとすると、それが覚えられない。<br /><br />だが、これから先も、この能力の尻を叩きながら<br />ナンとかやっていかなければならないのだ。<br /><br />脳、としての能力は、ダメージを受けるとサポートが働き出すというような、<br />素晴らしい働きをするらしい、という事をどこかで読んだ。<br /><br />そして、刺激したり負荷をかけたりする事で、鍛える事もできそうである。<br /><br />個としての能力の一つとして、もう少し鍛えていきたいと思っている。<br /><br /><a name="more"></a>

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<title>BREAKOUT</title>
<description>ブレイクアウト。私のとても好きな曲だ。歌っているのは、スィングアウトシスター。歌詞の意味は、まぁ、分からないけれど、そういうのはヌキにして、分からないなりに唯好きだという事だ。若い時分に流行っていた頃は、よく耳にしていた。当時から好きだったけれど、他にも心を揺さぶる曲があった様な気がする。けれど、こうして今になって思い出すのはこの曲なのだ。正確に言うと、今聞いても気分をアゲる曲なのだ。時折ラジオ等で耳にしては、やはり好きだなぁ、と思っていた。ふと、思って、オークションを覗いて...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-01T21:36:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
ブレイクアウト。<br /><br />私のとても好きな曲だ。<br /><br />歌っているのは、スィングアウトシスター。<br /><br />歌詞の意味は、まぁ、分からないけれど、<br />そういうのはヌキにして、分からないなりに唯好きだという事だ。<br /><br /><br />若い時分に流行っていた頃は、よく耳にしていた。<br /><br />当時から好きだったけれど、他にも心を揺さぶる曲があった様な気がする。<br /><br />けれど、こうして今になって思い出すのはこの曲なのだ。<br /><br />正確に言うと、今聞いても気分をアゲる曲なのだ。<br /><br />時折ラジオ等で耳にしては、やはり好きだなぁ、と思っていた。<br /><br />ふと、思って、オークションを覗いて見たら、<br />ベストアルバムが出ているのを見つけた。<br /><br />早速夫に頼んで落札してもらった。<br /><br />ミシン仕事をしながら聞くと捗ってイイものだ。<br /><br /><br />ブレイクアウト、とは、どういう意味で使う言葉なのだろうと思って調べてみた。<br /><br />脱獄、だとか、強行突破、だとか、突然出現した吹き出物？などと書いてある。<br /><br />まさか、吹き出物の歌、ではあるまい。<br /><br />まぁ、イイや、と思った。<br /><br /><br />イイや、と思ったすぐ後に、<br />文字通り、ブレイクしてアウトしたモノを見る事になった。<br /><br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/30-09-09_1007.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="30-09-09_1007.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/30-09-09_1007.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />これは今年の私のペットのうちの一匹だ。<br /><br />二番手なのに、一番手よりも早くブレイクアウトしてしまった。<br /><br /><br />最初は1ミリちょっとの小さな卵だった。<br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/29-07-09_0940-26c18.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="29-07-09_0940.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/29-07-09_0940-26c18.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />卵からゴミみたいな幼虫が孵る。<br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/26-08-09_1326.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="26-08-09_1326.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/26-08-09_1326.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />ゴミみたいだったのが、少しづつ大きくなる。<br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/06-08-09_0832.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="06-08-09_0832.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/06-08-09_0832.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/03-09-09_0915.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="03-09-09_0915.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/03-09-09_0915.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />そして十分に大きく育つとこんなに立派な姿になるのだ。<br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/12-09-09_1023.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="12-09-09_1023.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/12-09-09_1023.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />この後、最後のちょっと水っぽい糞をした後で、<br />適度な場所を探してからサナギになる準備を始める。<br /><br />サナギになる体勢が整うと、段々縮んでくる、というのはスゴい。<br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/13-09-09_0824.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="13-09-09_0824.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/13-09-09_0824.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />そして、暫くすると最後の脱皮をして、若々しい色のサナギになる。<br /><br />そして少しの間に、枝のような色に変化するのだ。<br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/26-09-09_1421.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="26-09-09_1421.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/26-09-09_1421.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />ブレイクアウトした蝶は、一日以上の長い間、枝に掴まっていた。<br /><br />鉢植えの木立ちベゴニアの枝でサナギになっていたのだった。<br /><br />だが、洗濯物を干したかったので、<br />フラワーボックスに置いていた植木鉢を動かしたら、とうとう飛んでいった。<br /><br />サナギはあと５つある。<br /><br />次のブレイクアウトもそう遠くないだろう。<br /><br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/30-09-09_1012.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="30-09-09_1012.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/30-09-09_1012.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>リフォーム現場に潜む悪魔</title>
<description>リフォーム現場には悪魔が潜んでいる。先日久しぶりにリフォームの現場にお手伝いに行った。前の晩に夫がこちらにお泊りしていた。そして、私は丁度犬のお洋服のオーダーを納めた所であった。何か手伝えるような事ある？聞いてみたら、無くはない、と夫は言う。けれど、夫の本音は、現場までの行き帰りの車の運転をして欲しいのだ。まぁ、何かやる事は無くはないらしいから、久しぶりにお手伝いに行く事にした。夫が「君に向いているんじゃないかなぁと思ってたんだ」というのは、コルクタイルの端始末だった。壁際の...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-10-01T18:41:22+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
リフォーム現場には悪魔が潜んでいる。<br /><br /><br /><br />先日久しぶりにリフォームの現場にお手伝いに行った。<br /><br />前の晩に夫がこちらにお泊りしていた。<br /><br />そして、私は丁度犬のお洋服のオーダーを納めた所であった。<br /><br /><br />何か手伝えるような事ある？<br /><br />聞いてみたら、無くはない、と夫は言う。<br /><br />けれど、夫の本音は、<br />現場までの行き帰りの車の運転をして欲しいのだ。<br /><br />まぁ、何かやる事は無くはないらしいから、<br />久しぶりにお手伝いに行く事にした。<br /><br /><br />夫が「君に向いているんじゃないかなぁと思ってたんだ」というのは、<br />コルクタイルの端始末だった。<br /><br />壁際の柱やらのデコボコや、決して真っ直ぐではない部屋の形に合わせて、<br />夫が敷き終えてあるタイルの壁際の始末をする、という事だ。<br /><br />洗濯機置き場辺りから始めて、暫くの間集中して作業をしていた。<br /><br /><br />少し遅いお昼ご飯を食べに、<br />車でちょっと行った所にある美味しいラーメン屋さんに行った。<br /><br />そして食事の後で、ラーメン屋さんの少し先にあるホームセンターに行った。<br /><br /><br />このホームセンターの並びには車屋さんや様々な店舗があり、<br />ファストフードの店もあり、そしてミスタードーナツもある。<br /><br />私は、このホームセンターに来る度に、悩む事になっている。<br /><br />ホームセンターの帰りにミスドに寄るか寄らないか、悩むのだ。<br /><br />東京に居る時には、決してミスドに惹かれる事は無いのだが、<br />こちらに居ると、ミスドやモスに激しく惹かれる事が時々ある。<br /><br />夫はそういう私の悩みを分かっているので、<br />「いいんだよ、寄っても」と唆す。<br /><br />おやつであるミスドは、私の支払いになるので、<br />夫は私さえその気なら生クリームやチョコレートのドーナツを食べる積りなのだ。<br /><br /><br />だが、私はダイエット中だ。<br /><br />ダイエット中にも関わらず、暫くの間迷っていたけれど、<br />心を鬼にして「止めておくよ」と言って寄らずに現場に帰った。<br /><br />夫はちょっと残念そうにしていた。<br /><br /><br />そして、現場に戻ると、そこには、悪魔が潜んでいた。<br /><br /><br />その悪魔は、夫が居るにも拘らず、常に私にだけ誘いをかけてくる。<br /><br />私が居ない時に、夫も誘われているかどうかは、私は知らない。<br /><br />だが、私がたまに現場に行くと、どの現場でも必ず私を誘ってくるのだ。<br /><br />悪魔は、抗い難い力で強引に私をねじ伏せてしまう。<br /><br /><br />現場に潜む悪魔。<br /><br />それは、睡魔と言う名の悪魔だ。<br /><br /><br />玄関を入り、さてと、と夫が言っているのを横目に、<br />するっと奥の部屋に入り、悪魔に誘われるままに横になる。<br /><br />「をいをい、ナニ？マジ？」とどこか遠くで夫が言っているのが聞こえる。<br /><br />だが、悪魔が強引な事は、夫も既に承知しているので、<br />多分ちょっと首を振って諦めるしかないのだ。<br /><br />悪魔の為すがままになっている私に、<br />優しい夫はコルクタイルを４枚「使いなよ」と持ってきてくれた。<br /><br /><br />コルクタイルは、その上に座って作業をしていても温かい感じがするし、<br />こうして枕に使うにも中々適している。<br /><br />コレは良いリフォーム材料だ、と思った。<br /><br /><br />暫くすると、夫も隣の部屋に来て横になったようだった。<br /><br />けれど、ほんのちょっと後に立て続けにに電話がかかってきて、<br />残念ながら悪魔は退散してしまった。<br /><br />しかも、余り愉快ではない電話だった。<br /><br />気の毒であったし、私も起きて作業を再開する事にした。<br /><br />直にコルクタイルがある分を張り終わってしまった私に、<br />夫はミスドを蒸し返して「今から買いに行ってもイイんだよ」と言っていた。<br /><br />本当は夫が食べたいのだ。<br /><br />だが、お互いのダイエットの為に、何とか思い止まった。<br /><br /><br /><br />リフォーム現場に潜む悪魔の誘惑は、なぜああも甘美なのだろうか？<br /><br />夫は一応抵抗を見せて声はかけてくるのだが、<br />私が抗いもせずにその誘惑に身を委ねるのが分かっているので、<br />もう無理に引き戻す積りは無いのだ。<br /><br />誘惑されるがままに、その甘美なひと時を過ごせば、<br />私はまた自ずから夫の元に帰る事が分かっているからだ。<br /><br /><br />これからの季節は、悪魔の誘惑に備えて、しっかりした装備が必要だ。<br /><br />リフォーム現場でお昼寝をして寝冷えした、<br />という事が無いようにしなければならない。<br /><br /><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>ズッキーニを悼んでカポナータ</title>
<description>かわいそうなズッキーニは、トボってしまった。「トボる」とは、こちらに来て初めて聞いた言葉だ。朽ちてしまう、というような事を指しているのだろうと思う。夫がよく、本宅の畑に何かを植えた気がしたけれど見当たらない時に言う。「アレは、トボっちまった」夫は、言われるがままに植え付けをしたけれど、その後はすっかり忘れ果てて、もう随分経ってから思い出した時に見てみる。そして、どうやら見当たらない、となると、トボった、と言うのだ。だが、私のズッキーニはそうではない。私の畑のズッキーニは、三度...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-09-28T22:00:44+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
かわいそうなズッキーニは、トボってしまった。<br /><br /><br />「トボる」とは、こちらに来て初めて聞いた言葉だ。<br /><br />朽ちてしまう、というような事を指しているのだろうと思う。<br /><br /><br />夫がよく、本宅の畑に何かを植えた気がしたけれど見当たらない時に言う。<br /><br />「アレは、トボっちまった」<br /><br />夫は、言われるがままに植え付けをしたけれど、<br />その後はすっかり忘れ果てて、もう随分経ってから思い出した時に見てみる。<br /><br />そして、どうやら見当たらない、となると、トボった、と言うのだ。<br /><br /><br />だが、私のズッキーニはそうではない。<br /><br /><br />私の畑のズッキーニは、三度目の正直がトボったのだ。<br /><br /><br />最初に植えたズッキーニは、ピーマンやパプリカと同じ時に植えたのに、<br />多分株に元気が無かったか、少し寒かったかして、トボってしまった。<br /><br />次に植えたズッキーニは、遅霜に当たってトボった。<br /><br /><br />遅霜の時は、本当に危機的状況だった。<br /><br />ピーマンとパプリカと鷹の爪もかなりマズい感じになっていた。<br /><br />だが、結果的には、完全にトボったのはズッキーニだけだった。<br /><br />もうダメかと諦めかけた鷹の爪も随分時間は掛かったけれど芽を出し直した。<br /><br /><br />私は、まだ諦めずに、三度目のズッキーニを購入した。<br /><br />これは順調に成長を見せていた。<br /><br />だが、畑の境界ぎりぎりまで除草剤を撒かれた時を境に、<br />あっという間に弱り、またトボってしまった。<br /><br /><br />次のズッキーニは、もう無かった。<br /><br />文字通り、ホームセンターの苗売り場にもうズッキーニが売っていなかったのだ。<br /><br /><br />三度もトボってしまったズッキーニを悼んで、<br />今年はズッキーニを食べなかった。<br /><br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/22-08-08_1156.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="22-08-08_1156.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/22-08-08_1156.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />昨シーズンは、ズッキーニはとても沢山採れた。<br /><br />私の手首位あるものが幾つも採れたし、<br />随分長い事実を付けてくれた。<br /><br />今年も同じ積りで、ホームセンターで苗を吟味して購入した。<br /><br />本来は私の趣味であるので自分で購入するところであるが、<br />「コレは食費だから」と主張して、夫に買ってもらった。<br /><br />夫にせっかく買ってもらったのに、今年はズッキーニはトボってしまった。<br /><br />返す返すも残念だった。<br /><br /><br />パプリカは三色購入してあった。<br /><br />真ん中に黄色を植えて、両脇にオレンジと赤を植えた。<br /><br />一番最初に実を付けたオレンジが、長雨で一つクサって落ちた。<br /><br />黄色と赤が、雨をどうにかやり過ごし、<br />長い長い時間をかけて、やっと熟して完全な黄色と赤のパプリカになった。<br /><br />パプリカは、完全に熟すのに３週間かかる、と本に書いてあった。<br /><br />今年の長雨では、日照不足でもっとかかっただろうと思う。<br /><br />何とか黄色と赤のパプリカを一つづつ収穫できた。<br /><br /><br />私は、自分の畑で採れた野菜でカポナータを作りたかった。<br /><br /><br />けれど、ナスは昨年植えてみて、良いものができず、<br />相当水を運んでやらなければならない事がわかった。<br /><br />今年はナスは植えなかった。<br /><br />どうせ頂く事もあるだろうし、直売所で購入したってイイのだ。<br /><br />昨年はズッキーニとピーマンが素敵に沢山できた。<br /><br />今年は、買うと高いパプリカも植えてみよう。<br /><br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/03-09-09_0920.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="03-09-09_0920.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/03-09-09_0920.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />畑で作ってカポナータに使う予定だったのは、<br />ズッキーニとピーマンとパプリカとバジルだ。<br /><br />だが、ズッキーニはトボってしまい、ピーマンとパプリカは中々できなかった。<br /><br />ピーマンが本領を発揮し始めたのは、ごく最近の事だし、<br />パプリカが完全に熟したのもついこの間の事だった。<br /><br />既にバジルはトウが立って、余り使いたい気持ちにはならなかった。<br /><br /><br />大きなパプリカを二つ持ち帰り、<br />暫く食卓の上に飾り眺めていた。<br /><br />そこへ、ナスを頂いた。<br /><br />これは、カポナータを作るべき時が来た、という事なのだと悟った。<br /><br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/19-09-09_1339.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="19-09-09_1339.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/19-09-09_1339.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />物足りないのは分かっていたが、ズッキーニは入れなかった。<br /><br />来年は、またズッキーニを植えるのだ。<br /><br />場所食いのズッキーニには１平米程は畑を空けてやらなければならない。<br /><br />来年は、またふっくらした美しい黄色の花を見たい。<a name="more"></a>

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<title>果たして夫は気付くだろうか？</title>
<description>果たして夫は気付くだろうか？今日は、結婚記念日だ。今月初めに、夫は、突然思い出したように言った。「ほら、今年は、あそこ、ご飯食べに行くの、少し延ばそうか」毎年結婚記念日にヴィラデストに食事に行くのに、今年は連休中に当たるから延ばそう、という提案だ。その時に、毎年の結婚記念のお祝いのクリストフルの注文もしよう、と言う。今年は、４回目だ。テーブルスプーン、テーブルフォーク、の次に、昨年はソーススプーンを買ってもらった。スプーンならあるじゃないか、という夫に、プリンがとっても食べ易...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-09-21T19:07:28+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
果たして夫は気付くだろうか？<br /><br />今日は、結婚記念日だ。<br /><br /><br />今月初めに、夫は、突然思い出したように言った。<br /><br />「ほら、今年は、あそこ、ご飯食べに行くの、少し延ばそうか」<br /><br />毎年結婚記念日にヴィラデストに食事に行くのに、<br />今年は連休中に当たるから延ばそう、という提案だ。<br /><br />その時に、毎年の結婚記念のお祝いのクリストフルの注文もしよう、と言う。<br /><br />今年は、４回目だ。<br /><br />テーブルスプーン、テーブルフォーク、の次に、<br />昨年はソーススプーンを買ってもらった。<br /><br />スプーンならあるじゃないか、という夫に、<br />プリンがとっても食べ易いんだよ、とソーススプーンを提案したのだ。<br /><br />スプーンによって使い道が違い、中々に便利なのだと夫に分かってもらえた。<br /><br /><br />そして、今年は、スープ用のスプーンにしたのだ。<br /><br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/21-09-09_1851.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="21-09-09_1851.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/21-09-09_1851.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />だが、夫は、先日クリストフルを注文した事で、<br />「ちゃんと憶えていた、おいらって、スゴい」と思い、その後は忘れている。<br /><br />今日が結婚記念日だ、という事に気付いていない。<br /><br /><br />けれど、夫に、そういった記念日をソツなく憶えていて貰わなくてもイイのだ。<br /><br />夫が、そういった種類の事をきっちり憶えていたりしたら、<br />私はちょっと調子が狂うだろう。<br /><br />それに、私の楽しみも減ってしまう。<br /><br /><br />私の楽しみは、夫を驚かす事なのだ。<br /><br />夫が小さな目をパチクリッとさせて、そしてハッとして、<br />適当な言い訳をするのを、「忘れてたね？」とちょっと怒ってみせる。<br /><br /><br />夫が「今から帰るね」と電話してきた。<br /><br />今日はスープスプーンのデビューなので、ポタージュスープにした。<br /><br />そして、夫が喜ぶハンバーグだ。<br /><br /><br />さて、<br />果たして夫は気付くだろうか？<br /><br /><a name="more"></a>

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</item>
<item rdf:about="http://nemureruhitsuji.seesaa.net/article/128279400.html">
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<title>もうすぐひつじカフェでお茶</title>
<description>もうすぐひつじカフェでお茶するんだ。そう夫にメールをした。今日は一人で軽井沢に出掛けてきた。夫は、どこかにバイクで走りに行ったようだ。ナンだか、「おばあさんは、軽井沢へ目の保養をしに、 おじいさんは、どこかの峠を攻めにバイクで出掛けました」そんなお話みたいだ。11時半頃に着く電車に乗って行った。一回りしてからカフェでランチにした。一回り、と言っても、私が見る店は決まっていて、その店舗と新しく入っていたイタリアのバッグの店を見ただけだ。カフェで休んでいたのは、恐らく30分程だっ...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-09-17T23:03:44+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
もうすぐひつじカフェでお茶するんだ。<br /><br />そう夫にメールをした。<br /><br /><br />今日は一人で軽井沢に出掛けてきた。<br /><br />夫は、どこかにバイクで走りに行ったようだ。<br /><br />ナンだか、<br />「おばあさんは、軽井沢へ目の保養をしに、<br />　おじいさんは、どこかの峠を攻めにバイクで出掛けました」<br />そんなお話みたいだ。<br /><br /><br />11時半頃に着く電車に乗って行った。<br /><br />一回りしてからカフェでランチにした。<br /><br />一回り、と言っても、私が見る店は決まっていて、<br />その店舗と新しく入っていたイタリアのバッグの店を見ただけだ。<br /><br />カフェで休んでいたのは、恐らく30分程だったろう。<br /><br />カフェを出て、インフォメーションセンターがあったので入って、<br />帰りの電車の時間を調べてみた。<br /><br />少し前に一本あったらしく、次の電車までは40分以上時間があった。<br /><br />午後の早い時間は、電車は一時間に一本なのだ。<br /><br />次の14時半過ぎの電車で帰る事にした。<br /><br />ナンだか、早く帰りたかった。<br />私は、つまらない気分になっていた。<br /><br /><br />先日来た友人が、私のウチに来る前に、軽井沢に行っていた。<br /><br />軽井沢、余り面白くなかったよ、と友人は言っていた。<br /><br />私とは回る店がかなり違う。<br /><br />私がいつも回る店の事を久しぶりに思い出した。<br />そうしたら、軽井沢に行きたくなった。<br /><br /><br />先だって東京に行った時に、吉祥寺に行くタイミングが無かった。<br /><br />吉祥寺をうろうろしたかったなぁ。<br /><br />新宿でオカダヤに行き、材料は色々買い込んできていた。<br /><br />だが、街や色々な洋服や雑貨を見ながらうろうろする時間が取れなかった。<br /><br />そうだ、うろうろが足りない。<br />軽井沢に行ってうろうろしてこよう。<br /><br /><br />この、うろうろしよう、というのが、良くなかったのかもしれない。<br /><br />ナンか買うぞ、という購入モードではなかった、という事だ。<br /><br />うろうろモード、だったらしい。<br /><br />結構良いモノもあったし、中々お買い得だと思ったモノもあった。<br /><br />だが、今一歩、購入に踏み切る何かが足りなかった。<br /><br />どうしても欲しい、という気持ちに欠けたし、<br />こういう理由でコレを買うのだ、という理由を拵える事も無かった。<br /><br /><br />買ったのは、手拭一枚だけだった。<br /><br />代官山のギャラリーに行く時に、手前にある手拭屋さんに必ず寄る。<br />最近は新宿でも買えるけれど、やはり代官山のお店の方が品揃えが違う。<br /><br />軽井沢で代官山の手拭が買える。<br />まぁ、どこで買っても素敵な手拭だからイイや。<br /><br />だが、手拭一枚しか買っていないのに、<br />つまらない気分になって早く帰りたくなるとは、思ってもみなかった。<br /><br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/17-09-09_2125.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="17-09-09_2125.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/17-09-09_2125.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />軽井沢に、素敵なカフェが無い、というワケでは決して無い。<br /><br />ただ、徒歩では到達が不可能に近い、という事実がある。<br /><br />アウトレットにはスターバックスもあるけれど、<br />では、スタバに行って、いつまでうだうだしているのか、と思えば、<br />もう、次の電車で帰ろう、という結論に達した。<br /><br /><br />そう思ったら、すぐにでも帰りたくなった。<br />だが、まだ40分以上時間がある。<br /><br />仕方ないから、また店を回ったり、フランスの鍋の店に入ってみたりした。<br /><br />しかし、余り心は弾まなかった。<br /><br />これが「ストウブ」の店だったら、色々迷っちゃうんだろうなぁ。<br />私は最近ストウブの鍋に興味があるのだ。<br /><br />ナンとか時間を、文字通り「潰して」次の電車に乗った。<br /><br />30分程、黄金色の田んぼや雄大な浅間山を見ながら考えていた。<br /><br /><br />私が、欲しいモノ、とは、どんなモノなんだろう。<br /><br /><br />こうして、消費と無駄と虚飾に触れると、<br />自分がどうしても欲しいモノって、どういうモノだろうか、と、<br />考える機会になると感じた。<br /><br /><br />先シーズンは、美しい色合いのシルクカシミアのツインニットと、<br />ケーブル編みのカシミアのニット帽子をブルックスブラザーズで買った。<br /><br />あとは、シルクカシミアの部屋着のスパッツを買って、<br />カシミアの編地が内側に張ってある皮手袋をバーニーズで買った。<br /><br />先シーズンは、とても良いお買い物をした、と思う。<br /><br /><br />今日だって、結構良いモノはあった。<br /><br />けれど、今日色々見た後で思ったのは、<br />私が今求めているのは、「材料」なのだ、という事だった。<br /><br />このあいだの新宿オカダヤで、帆布と目打ちを買えばよかった。<br /><br /><br />少し考え事をしている間に、降りる駅に着いた。<br /><br />夫にメールをしよう、と思った。<br /><br /><br />駅から家までは徒歩25分だ。<br /><br />途中から夫にメールを出した。<br /><br />「もうすぐひつじカフェでお茶するんだ」<br /><br /><br />ウチに帰れば、美味しいコーヒーがあるのだ。<br /><br />先日友人が来てくれた時に作ったバナナケーキの残りもまだある。<br /><br />それでお茶にするのだ。<br /><br />私は自分の「ひつじカフェ」で飲むお茶が一番好きなのだ。<br /><br /><br /><br />お店に伺って飲ませて頂いたコーヒーが美味しかったので、<br />少し前に、その店からコーヒーを送ってもらってあった。<br /><br />ごりごりと手回しのミルで豆を挽いてから、<br />きちんと温度を測ったお湯で、ネルドリップする。<br /><br />やはりこのコーヒーは美味しい。<br /><br />先週、友人に美味しいコーヒーを飲みに来ないかと声をかけた。<br /><br />軽井沢に行く予定があるから、その帰りに寄る、と言ってくれた。<br /><br />ひつじカフェ開店だ。<br /><br /><br /><br />私が行きたいカフェは、私が作るひつじカフェだ。<br /><br />庭で摘んできた黄色や白の花が飾ってある。<br /><br />濃い目のコーヒーで、今日はカフェラテにしてみた。<br /><br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/17-09-09_1611.jpg" width="240" height="320" border="0" align="" alt="17-09-09_1611.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/17-09-09_1611.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br /><br />マリーゴールドは、ちょっと変わった香りがするから、<br />余り飾る方は居ないかもしれないけれど、私は結構気に入っている。<br /><br />少しだけなら、そう問題も無いだろうと思っている。<br /><br />来シーズンはカフェに飾る為の花も畑に植えたいものだ。<br /><br />色々なモノを見たり触れたりして、<br />私は私の世界を更に考える機会にさせて頂く。<br /><br /><a name="more"></a>

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<title>畑の掟</title>
<description>畑には掟がある。それは、弱肉強食とは趣が違うが、畑における「モノには順番がある」という点では、少し似ているかもしれない。畑の掟。それは、後進に、道、ならぬ、畝を譲る、という事なのだ。先だって、トマトの木を始末した。雨降りの間、青い実を幾つもぶら下げていたトマト。やっと雨が上がり、その実を赤く色付かせた頃には、もう秋の足音がしていたのだ。まだ、トマトの木は、生きていた。だが、その木に、もう赤い実がぶら下がる事はなさそうであった。既に春採りニンジンの植え時を逃しそうになっていた。...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-09-15T20:05:55+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
畑には掟がある。<br /><br />それは、弱肉強食とは趣が違うが、<br />畑における「モノには順番がある」という点では、少し似ているかもしれない。<br /><br /><br />畑の掟。<br /><br />それは、後進に、道、ならぬ、畝を譲る、という事なのだ。<br /><br /><br />先だって、トマトの木を始末した。<br /><br />雨降りの間、青い実を幾つもぶら下げていたトマト。<br /><br />やっと雨が上がり、その実を赤く色付かせた頃には、<br />もう秋の足音がしていたのだ。<br /><br />まだ、トマトの木は、生きていた。<br /><br />だが、その木に、もう赤い実がぶら下がる事はなさそうであった。<br /><br /><br />既に春採りニンジンの植え時を逃しそうになっていた。<br /><br />トマトの木は、生きていた。<br /><br />しかし、ニンジンを植える畝は他に無く、私は決心をしなければならなかった。<br /><br /><br />私の手が届かないほどに背が高くなったトマトの木だった。<br /><br />支柱としっかり結び付けてある麻紐を解きながら、<br />枝を切り取ったり支柱を抜いたりしながら作業を進めた。<br /><br /><br />私のように覆いをかけないで植えていたトマトにとっては、<br />今年の雨続きは災厄のような夏だったであろう。<br /><br />本領を発揮できないまま、<br />太陽の光は秋の穏やかな日差しに変わってしまった。<br /><br />こんな穏やかな日差しでは、もう、トマトが赤く色付くのは無理だろう。<br /><br />ぎらぎらとした夏の激しい日差しを浴びせかけられて、<br />トマトはこってりとヘタのぎりぎりまで赤くなるのだ。<br /><br /><br />トマト以外の畝にニンジンを植える検討は勿論した。<br /><br />だが、プチヴェールをこのあいだ植えた畝や、<br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/03-09-09_0922.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="03-09-09_0922.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/03-09-09_0922.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />ピーマンの畝や、<br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/03-09-09_0921.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="03-09-09_0921.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/03-09-09_0921.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />やっと巻き返しを見せているパプリカや、<br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/03-09-09_0920.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="03-09-09_0920.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/03-09-09_0920.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />バジルは終わったけれど、綿の花が咲いている畝や、<br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/03-09-09_0918.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="03-09-09_0918.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/03-09-09_0918.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />まだまだこれから赤くなる鷹の爪の畝や、<br /><br /><img src="http://nemureruhitsuji.up.seesaa.net/image/03-09-09_0923.jpg" width="320" height="240" border="0" align="" alt="03-09-09_0923.jpg" onclick="location.href = 'http://nemureruhitsuji.seesaa.net/upload/detail/image/03-09-09_0923.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br /><br />あとは、昨シーズンにニンジンを植えていた畝で、<br />連作は避けたいので、コレもダメだった。<br /><br />シソがめいっぱい生えている畝と、<br />カボチャがうじゃうじゃしている畝と、<br />マリーゴールドが大きく株を作っている畝も、やはりダメだ。<br /><br /><br />ここは、掟に従って、トマトに後進へ畝を譲ってもらうしかない。<br /><br /><br />太陽を求めてひょろひょろと伸びたトマトが気の毒であった。<br /><br />夫が本宅から借りてきてくれた棒では足りなくてトマトが倒れ、<br />私はホームセンターでもっと太く長い棒を新たに購入したのだ。<br /><br />よし。<br />この棒を使って、来シーズンもトマトを植えるのだ。<br /><br />今年のトマトの雪辱を果たそうと思う。<br /><br /><br />始末したトマトは、畑の隅に適度な長さに切って積み上げた。<br /><br />直に他の枝が上に重なり、その内に朽ちて土に還る。<br /><br />バジルやシソやコリアンダーや、カボチャの蔓や、<br />色々なモノと一緒に朽ちて行く。<br /><br />そして、それを分解した微生物と共に、<br />畑を豊かに育てていくのだろう。<br /><br /><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>お久しぶり、の悲劇</title>
<description>お久しぶりね。すっかり忘れられたかと思っていたよ。そんな事無いわ。ちょっとその気にならなかっただけよ。あなたの事は、ずっと大切に思っていたわ。そう言いながら、久しぶりにエマホープのパンプスを箱から出した。黒のスエードで、爪先はスクエアなタイプだ。ヒールは３センチ程だが、接地面積はとても広い。東京で黒い服を着なければならない事になったのは、かなり久しぶりだった。そして、服が黒くても何色でも、きちんとパンプスを履くのは、もっともっと久しぶりだった。昨年の夏前、母屋から離れに引越し...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-09-11T23:26:13+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
お久しぶりね。<br /><br />すっかり忘れられたかと思っていたよ。<br /><br />そんな事無いわ。ちょっとその気にならなかっただけよ。<br />あなたの事は、ずっと大切に思っていたわ。<br /><br /><br />そう言いながら、久しぶりにエマホープのパンプスを箱から出した。<br /><br />黒のスエードで、爪先はスクエアなタイプだ。<br /><br />ヒールは３センチ程だが、接地面積はとても広い。<br /><br /><br />東京で黒い服を着なければならない事になったのは、<br />かなり久しぶりだった。<br /><br />そして、服が黒くても何色でも、きちんとパンプスを履くのは、<br />もっともっと久しぶりだった。<br /><br /><br />昨年の夏前、母屋から離れに引越しをした時に、<br />随分色々な物を処分した。<br /><br />どうやらその時に大量のストッキングも処分した、ようだった。<br /><br />探しても見当たらない。<br /><br />あんなに沢山あった筈なのになぁ。<br /><br />どこかをよく探せば出てくるかもしれないけれど、<br />急いでいるので、今回は新しく買う事にした。<br /><br />黒い服を着る機会は、突然やってくるのだ。<br /><br /><br />朝、バイトに出掛ける時に慌てないように、前の晩に準備をしておいた。<br /><br />買ってきたストッキングを袋から出して、<br />黒のスカートと、ノースリーブの黒いブラウスと長袖の楊柳のオーバーブラウスだ。<br /><br />たまたま長野で荷造りをした時に、縮緬のグレーのスカーフを入れていた。<br /><br />これも持つ事にした。<br />東京は、どこに行ってもクーラーがかなりかかっているのだ。<br /><br /><br />最初は、バイト向きな服装で出掛けて、帰り際に着替えようかとも思った。<br /><br />だが、荷物も増えるし、閉店してからの時間がぎりぎりだったので、<br />朝から黒い格好で出掛ける事に決めた。<br /><br /><br />そして、このエマホープの靴ならば、<br />一日バイトをしてから夜まで出掛けていてもそう疲れない、と思った。<br /><br /><br />27歳で前の結婚をするまでは、スーツやトレンチコートと共に<br />常に６～９センチのピンヒールを履いていた。<br /><br />壊れたワケではないので、<br />当時履いていたパンプスの中から良い物を選んで仕舞ってある。<br /><br />エマホープやブルーノマリに出会ったのはパンプスを買っていた最後の頃だ。<br /><br />今でも靴は好きだけれど、<br />路線がすっかり変わってしまった。<br /><br />最近はスリッポンシューズやアンクルブーツという路線だ。<br /><br />だが、やはり黒い服を着る機会にはきちんとしたパンプスでなくてはならない。<br /><br />久しぶりにご登場願ったのは、エマホープ、であった。<br /><br /><br />翌日は下準備のおかげでさっと支度して出掛けられた。<br /><br />パンプスの響きが、とても女性らしい気分にさせてくれた。<br /><br /><br />その後に、悲劇がやってくるとは、想像だにしていなかった。<br /><br /><br />もうすぐバイト先のお店だ、という辺りで、<br />足元に違和感を感じた。<br /><br />何か踏んでしまったモノが靴底にくっついたみたいに、<br />踵の着地感が斜めになったようだった。<br /><br />イヤだなぁ、ガム踏んでくっついたのかな？<br /><br /><br />靴底が半分、取れて無くなっていた。<br /><br /><br />？？？？ナニ？？？？<br /><br />もう一度踏んでみたら、残りの靴底も２つに分かれて取れて落ちた。<br /><br /><br />戻って拾っても復元はできそうにない、とすぐに判断した。<br /><br />パニックになっていたけれど、とにかく店に入らなければと思った。<br /><br /><br />折悪しく、近所から来ている他のパートアルバイトの方は、<br />今日は本店から店主が来て慰労会ランチの予定があった。<br /><br />間もなく２人の方が見えたけれど、<br />靴底を修理しにどこかに行っている間に代わって頂く事は無理であった。<br /><br /><br />驚いた事に、お二人はちょっと笑いながら同じ事を仰った。<br /><br />「その靴、久しぶりに履いたんでしょう？<br />　久しぶりに履いた靴って、そういう事がよくあるのよ」<br /><br /><br />片方の方が同情して、バイト中に履くようにとつっかけサンダルを貸して下さった。<br /><br />仕方ないから、取れて無くなった右足の踵を踏まないで歩こうかと思ったけれど、<br />それは最終手段にして、先ずは困った時の神頼みをしてみる事にした。<br /><br /><br />実家の母に電話をして、そして、私の靴を持ってきてもらうのだ。<br /><br /><br />母は、快く引き受けてくれた。<br /><br />かわいそうなエマホープの助っ人には、<br />甲にリボンが付いているバックベルトのフラットシューズにしよう。<br /><br /><br />母には電話の子機を持ってもらい、私が遠隔操作をするのだが、<br />「右側の列のワリと上の方」と言っても、その列は５列あり、<br />幾つも幾つも靴箱を開けているごそごそ言う音はするのだが、<br />とうとう母は「そういう靴は無いわよ」と言い出した。<br /><br />昨日、私が見たばかりなので、絶対にある事は確かなのだが、<br />余り強く言っても母に申し訳無い。<br /><br />「４センチ位のヒールのが出てきたから、コレでイイんじゃない？」<br />と言うので、<br />あぁアレだな、と分かり、アレちょっと古いよなぁと思ったけれど、<br />きちんと磨いて仕舞っておいたからまぁ大丈夫、かな、という事で、<br />それを持ってきてもらう事にした。<br /><br />靴底が無くなって、まるでお尻丸出しみたいになってしまったエマホープの<br />踵を浮かしながら歩くよりはマシ、だろうと思った。<br /><br /><br />バイト中はお借りしたつっかけサンダルで事無きを得た。<br /><br />踵を浮かしながら歩こう、なんて思わなくて本当に良かった、と思ったのは、<br />友人を待って立っている間だった。<br /><br /><br />帰宅して、改めて母にお礼を言いに行った。<br /><br />大切なエマホープは、踵の破損という悲劇に見舞われたものの、<br />母のおかげで無傷で済んだのだ。<br /><br /><br />靴は、久しぶりに履くと靴底や踵の底が壊れる事がよくある、というのは、<br />果たして、一般的によくある事、なのだろうか？<br /><br /><br />だが、今から思えば、<br />母に後から持ってきてもらった靴は、エマホープよりも古参だった。<br /><br />だが、余りに古参なので、<br />よく履いていた当時に靴底の爪先部分を張り直して強化していた。<br /><br />修理にはお金を惜しまなかったので、<br />底の張り直しやヒールの踵は、高くても丈夫で長持ちする方を指定していた。<br /><br />エマホープは、購入したそのままの踵だった。<br /><br />接地面積が広いと、踵も減りが遅いのだ。<br />メンテナンスに出した事が無い靴だった。<br /><br /><br />久しぶりに陽の目を見たエマホープにとっては悲劇であったけれど、<br />母のおかげで私はそう困る事無く済ませてもらった。<br /><br />こんな事で母を当てにして迷惑をかけることが<br />今後は無いように注意したいと思っている。<br /><br /><br /><br />お久しぶり、の悲劇、には、後遺症もあった。<br /><br />もう三日も経つというのに、土踏まずと脛の前側が酷い筋肉痛だ。<br /><br />今後はタマにはパンプスを履いて、土踏まずを鍛えようかなぁと<br />今は、少しだけ思っている。<br /><br />９センチのピンヒールを履いた身長１７０センチ超の景色を<br />久しぶりに見てみるのもイイかもしれない。<a name="more"></a>

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<title>夏の終わりの決意 ②</title>
<description>私は、本気で痩せる決意をした。すぐに健康雑誌を出してきた。日経ヘルスという雑誌を何冊か持っている。いつも購読しているワケではないけれど、ナンだかんだ言って、何冊か家に買ってある。夏場の定番は「クーラーや冷たい物の食べ過ぎで冷えた体に良い事」と言った、私には殆ど縁の無い特集が多いだろうと思う。私は余程の事が無い限りクーラーはかけないし、かけても最小限度なのだ。そして、冷たい物も殆ど飲食しない。この夏、4回位、自分でアイスコーヒーやアイスティーを作ったが、それもキンキンに冷やした...</description>
<dc:subject>日記</dc:subject>
<dc:creator>ひつじ</dc:creator>
<dc:date>2009-09-06T23:53:43+09:00</dc:date>
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私は、本気で痩せる決意をした。<br /><br />すぐに健康雑誌を出してきた。<br /><br /><br />日経ヘルスという雑誌を何冊か持っている。<br /><br />いつも購読しているワケではないけれど、<br />ナンだかんだ言って、何冊か家に買ってある。<br /><br />夏場の定番は「クーラーや冷たい物の食べ過ぎで冷えた体に良い事」と言った、<br />私には殆ど縁の無い特集が多いだろうと思う。<br /><br />私は余程の事が無い限りクーラーはかけないし、かけても最小限度なのだ。<br /><br />そして、冷たい物も殆ど飲食しない。<br /><br />この夏、4回位、自分でアイスコーヒーやアイスティーを作ったが、<br />それもキンキンに冷やしたりはしなかった。<br /><br /><br />私が興味を持って見るのは、「体のゆがみを解消しましょう」といった特集だ。<br /><br />そして普段にも増して「生姜で体を温めましょう」といった特集も読む。<br /><br />自分のやっている事を強化する為だ。<br /><br /><br />だが、今回は違う。<br /><br />体を引き締める為の特集を見てみた。<br /><br /><br />一つ、コレ、と思う体操を決めた。<br /><br />暫くはコレ一本でやってみようと思った。<br /><br /><br />魔法の様にあっという間に痩せる体操などは無い、と思っている。<br /><br />楽しみながらする事ができそうな事を見つけて、<br />ぼちぼちと続けて行ってみようと思う。<br /><br /><br />すぐに夫にも体操を教えてあげた。<br /><br />夫も面白がってシェイプアップ体操を始めた。<br /><br /><br />昨日から東京に来ている。<br /><br />夫は一足先に夕方に長野に帰った。<br /><br />こちらに置きっ放しにしていた体重計を持って帰ってもらった。<br /><br /><br />予期しなかった事が起きた。<br /><br />黒い服を着る用事ができたのだ。<br /><br /><br />20歳の時に作った礼服をこちらに置いてあった。<br /><br />だが、残念ながらやはり入らなかった。<br /><br /><br />27歳の時に買った礼服になりそうな服があった。<br /><br />こちらは、決死の思いでトライしたら、どうにか入った。<br /><br />本式の礼服ではないけれど、仕方が無い、こちらにしようと思う。<br /><br /><br />良い機会、では決してないけれど、<br />それでも、自分を見つめる機会である事には違いないのだ。<br /><br />これから長い先の事を思って、<br />自分の為にきっちりと方向転換をして、ぼちぼち楽しみながらやってゆこう。<br /><br /><br /><a name="more"></a>

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