まだ少し微熱があったが、以前から楽しみにしていた物件見学があったので、
茅野まで出掛けてきた。
初めてお目にかかる方もいらっしゃったし、
思ったよりも遅くまで話が弾んだ。
遠方よりえのっちさんがみえただけでなく、
今回は大シマさんという思いがけないゲストまでいらっしゃったのだ。
やはりちょっと無理をして伺って良かった、と思った。
20時を過ぎて解散し、帰路についた。
152号大門街道だ。
前に、木曽に行く時に茅野周りで行った時にここを通った。
茅野に入り、諏訪大社の前宮にお参りして、近くでランチをしてから木曽に向かった。
あの時は平日で交通量も多かったので、
私は後ろに沢山の車をつっかえさせてしまう事になってしまった。
ごく最近になって、夫からカーブにおけるハンドルの切り始めについて
レクチャーを受けた。
スキーで曲がる時も同じなんだよ、と言われた。
少々ではあるけれど、運転技術が向上したので、
隣に乗っている夫は乗り心地が良くなったようだ。
だが、今回は私が体調も万全ではないという理由で夫に運転してもらった。
おかげで私は夜なりに辺りを見回す余裕があった。
最初に目に飛び込んできたのは、カモシカだった。
カモシカが二頭、反対車線の路肩の向こうに居るのが見えた。
路肩でヒッチハイクでもしているような位置で、
何かを食べているように見えた。
カモシカ! カモシカだよ!
え〜そう? と夫は車を停める事無く走り過ぎた。
長野にはスキーをしに数え切れないくらい来ているが、
カモシカを見た事があるのはたった一度きりだった。
車に驚いたカモシカが木立の中に入っていく後姿の
巨大なお尻をよく憶えている。
あれは本当の真夜中であった。
だが、こんな時間でまだ少しは交通量もあるのに出没するのだ。
擦れ違った対向車に、この先にカモシカが居ますよ、と教えてあげたかった。
次に遭遇したのは、鹿だった。
今度は左手に赤い目が見えた。
そして、すぅっとした首と両側に広がる耳が見えた。 鹿だ。
ねぇ、鹿だよ! 鹿!
私はすっかり興奮してしまったが、夫は車を停めずに走り過ぎた。
次はキツネで、その次はまた鹿だった。
この際だから、猪や熊、まで行って欲しかったが、
最後のシメは、タヌキであった。
ちょっと出掛けてきただけなのに、
そこは野生の王国だったのだ。
興奮している私に、夫は、自分もこんなにいっぺんに見る事は無いよ、
鹿が増えすぎている、という事なんだなぁと言っていた。
程なく帰宅し、夫は本宅へ帰って行った。
翌日から、また私は具合が悪くなった。
ファミレスで皆さんとお話をしている間に、
空調の風が顔に当たっていた所為だろうと分かっていた。
アレで治りかけていた喉が完全にヤラレた。
本気で龍角散を頼りにしなければならない事態になってしまった。
そして、私は、とうとう未踏の世界まで体験した。
38度7分の世界だ。
余りの高熱に驚いて、夫に電話を掛けた。
夫は心配してくれたが、喉の炎症は龍角散のおかげで峠を越えていて、
げほげほ言う咳はかなり無くなっていた。
汗も随分出てきているので、悪い方向ではなかった。
これからそちらに行った方がいいのではないかと言ってくれる夫に、
辛い程でも無いから大丈夫だと答えた。
食事の支度をする力は無かったけれど、
少しマシな時に蒸かしておいたサツマイモがあったのでそれを食べた。
イヤ、正確には、お昼もそのサツマイモだった。
38度を越えても、何か食べられる自分は、スゴい、と感じた。
そして、私は、帰還した。
微熱でもなければ、獣も居ない、いつもの世界に帰還したのだ。
一晩中大変な量の汗をかいた。
恐らく2時間置き位に、二枚重ねのTシャツを替えた。
起きる度に、ポットに入れてある少し塩を入れたお湯を飲んだ。
残念ながら洗濯をしようと思えない雨降りのお天気だ。
でも、久しぶりにいつもの世界に帰還し、いつもの朝ご飯にする事ができた。
お豆腐とワカメのお味噌汁に玄米ご飯と、納豆と卵だ。
いつものように、お味噌汁にはおろし生姜と玉葱の皮の粉末とすりゴマを入れた。
いつもの朝ご飯が、体の隅々までぽかぽかと行き渡るのを感じた。
いつもの世界は、何て幸せなんだろうと思った。
野生の王国は、それは素晴らしいけれど、
それは、向こう側、であって、
お互いの共存ラインを意識しながら共栄していくべきなのではないかと感じる。
そして、高熱の世界は、できたら縁遠くいたい世界だ。
夫が二回位「お医者に行くっていうもんじゃないか」と言ったけれど、
私は病院に行く事は全く考えなかった。
10年にいっぺん位、高熱の世界に行く、というのは、
それはそれで人並みなのかもしれない、と感じた。
午後から夫がやってきて、お昼にウドンを食べたい、と言った。
ウドンを作って、食後にコーヒーを淹れてあげた。
そして夫は「おいら、ちょっとダルい」と言って寝ている。
遠い世界から帰還したら、早速いつもの世界だ。
【日記の最新記事】


カモシカさん、
鹿さん、
キツネさん、
タヌキさん、
大シマさん、
僕も帰り道の対向車線で、パンダさんを2台みました。
ひつじさんのお話はいつも面白くて、今回も聞き入っているうちに喉を使わせすぎてしまいました。
開放に向かっているようで何よりですが、全快になるまで無理されないでください。
大シマも、幼児期にぜんそく気味だったこともあり、最初にのどにきます。
最近は、ビックスドロップを愛用しています。50個入りをワンシーズンで、3〜4箱使用します。
かりん+蜂蜜+お湯なんていうのも、飲んだりします。
じゃあ、また。
業務連絡
えのっちさん
瀬戸には、つるべびがでるそうです。
お気をつけください。
えのっちさんは、パンダさんに会ったんですね。
夫がよくパンダに会うと「生きて動いているパンダだ!」と、
ちょっと大げさに驚いてみせます。
過去に自分のパンダがしょっちゅう入院していたので。。。
二台続けて会うっていうのは、ちょっとラッキー?かも(笑)
毎度私の愚にもつかない話にお付き合い頂きまして恐縮です。
しっかり体を治すように努めます。
お心遣いを頂きまして、どうもありがとうございます。
大シマさんは喘息気味だったんですか。
お辛かったでしょうね。
私は、幼少の頃、蓄膿症気味でした。
でも、幼少以降は、ナンと言っても喉が弱いです。
大シマさんはヴィックスドロップをご愛用ですか。
きっと50個入りが一番大きなサイズなんでしょうね。
今度どこかで探してみます。
大シマさんに言われて、
オリゴ糖シロップ漬けカリンエキス、っていう
壜入りのシロップがあった事を思い出しました。
今からお湯沸かして試してみます。
ちょっと蜂蜜も入れてみますね。
いつもありがとうございます。
しっかり養生致します。