土曜日の午後にセミナーがあったのだ。
不動産投資家の方三人と、不動産の業者さん三社が、
夫々25分づつの持ち時間でお話をする、という構成であった。
縁の無いお話と思える所では、
退屈凌ぎに窓の外を飛行機が飛ぶのを見て、目を瞑らないように注意した。

夫は、そのセミナーに行く事を決めたお目当ての方に、
しっかり質問をして、お話を伺う事ができて満足そうであった。
私も、行って良かったと思えるお話しを別の方から聞く事ができた。
その方は、Mさんと言って、アメリカに物件をお持ちでいらっしゃる、
という事だった。
いずれイギリスにも持ちたいと思っている、というお話のヘンまでは、
諸外国と日本の税制の違いやら、セミナーっぽい内容であった。
だが、同席していたどなたかが何か水を向けて、話は大きく変わった。
Mさんがされている音楽スタジオの話になったのだ。
セミナーに出掛ける前に、夫に、今回のセミナーはどんなお話なのか聞いた。
夫は、お目当ての方が居て、暫く振りにその方のお話しも聞きたいし、
質問したい事もあるのだ、と言っていた。
君の知っている、福島の佐藤さんもお話するよ、と教えてくれた。
それともう一人、Mさんという方がお話するよ。
私、その方知らないなぁ、どんな方?と聞いたら、
去年お目にかかった時に、音楽スタジオを作りたい、と仰っていた、という。
音楽スタジオ? ふぅん、そうなんだ。
Mさんは、音楽スタジオを作りたいと思っていたので、
事業として銀行から融資を引こうと思い、事業計画書を提示したけれど、
実績が無い所為で融資を受けられなかったそうだ。
そこで、スタジオの為の資金はご自分で用意する事になった。
不動産事業で儲けた分で、スタジオを作ったのだ。
Mさんが仰るには、
不動産の王道から言ったら、そういうお金は返済に充てるべきではあるが、
自分は、スタジオをやりたかったから作った。
人生何があるか分からないのだ。
明日にも死ぬかもしれないんだから、やりたい事をやろうと思った。
Mさんは事業家でいらっしゃるので、
何ヶ月赤字だったらスタジオを畳む、という事も考慮していたし、
ご自分がバンドをやっていたりした経験を生かして、色々と工夫をした、
というお話を、防音工事や内装や、多彩に渡ってお話して下さった。
バンドでドラムを担当している、との事で、
ドラムセットは、ちょっとイイ物を入れちゃったなぁと仰っていた。
税制のお話をされている時とは、全く違うお顔をされていた。
こんな関係無い話でイイですか?と言いながら、
それは嬉しそうにお話していらっしゃった。
スパンが違うだけで、賃貸業ですよ、という事に、
本当にそうだ、と思った。
沢山あるスタジオの中から、立地と設備と雰囲気などから、
あのスタジオが好きだ、と選んでもらうのだ。
村上春樹さんの「国境の南、太陽の西」という小説に、
主人公の男性が、ジャズバーを経営する事になる、という件がある。
客層や内装や料金設定を考えて、メニューやオリジナルカクテルを考える、
というような所があるのだ。
Mさんのお話を聞いた後、この主人公のジャズバーの事を思い出した。
自分の好きな、自分ならではの世界を作る、という事だ。
自分の人生の時間は、どれくらいあるのかは分からない。
いつか準備を始めよう、ではなくて、
今この瞬間から自分の為に自分に向かい始めたいと思う。
私の好きな、私ならではの世界を作る為に、
私の周りにこうして素晴らしいお話が聞こえてくる事に感謝している。


たぶん2時間はしゃべり続けられます。
土、で路面ができているサーキット、という事でしょうか?
サーキットは、ツインリンク茂木と鈴鹿に行った事がありますけれど、
まぁ普通の舗装なんでしょうね。
茂木は何にもイベントが無い時でしたが、
鈴鹿は8耐やってました。
土の路面だと、やはりラリーとかダートとかっていう感じなのかな?
でも、ラリーやダートの正確な意味って、
実はよく分かっていないんですが(汗)
土のサーキットだと、カテゴリーはどういうのになるんでしょうか?
二時間、ナンて、控えめな事を仰って(笑)
絶対半日は喋り続けられますよ〜。